2021年07月10日
2019年10月 台風大雨により避難した話。その1。
各地で大雨による被害が出ています。
被害に遭われている方々のこわい気持ち、不安な気持ち、そういったものを思うと涙が出てきます。
私も19年10月の台風による大雨で、ニノさんを連れての避難を経験しました。
幸い自宅は床下浸水で済みましたが、近くの地域は広範囲に渡って水没。
二軒隣のお宅の列は床上浸水の被害で、
みなさん連日 家財道具の片付けや泥の掃除等に追われ、
また被害の大きかった場所では自衛隊の方々が活動していました。
私も避難して車中泊した夜は、自宅はどうなってしまうのか、家財道具がダメになってしまったらこれからどうすればいいのか、
不安な気持ちから眠れずに涙していました。
被災されたみなさんが 早く通常の生活を送れますように…。
当時 「お留守番が苦手なワンコの飼い主さん」達で集う掲示板に私が書き込んだ話を改めてまとめてみました。
(この掲示板については以前 分離ストレスのくだりの際に書きましたので、まだの方はぜひどうぞ…☆)
長くなるのですが…←いつもだろ〜(;A´▽`A
ワンコ連れの避難について、何か考えるキッカケになればいいなと思い記事にしました。
ちなみに私達の住む市では、ペットの同行避難は「犬・猫・小動物」のみ、居住スペース以外の決められた場所にケージで飼育する、という決まりになっています。
しかし私達夫婦はそもそも、ニノさんの分離ストレスの事があってもなくても、
緊急時にどうしてもという理由もなく 家族が離れ離れになるという選択肢は一切考えていませんでしたので
もしもの時は、はじめから「家族みんなで車中泊」という事で行動しました。
(この点に関しては、それぞれの考えがあると思いますので あくまで我が家の場合の話です。
また私達は転勤で地元を離れてきているので、近くに身を寄せられる親族等はいませんし、
何より家族以外と避難生活を送ると思うと、なかなか心底落ち着いて過ごせないでしょうし…←特に私(;A´▽`A)
最初に避難した日は朝からずっと雨続きで、とりあえず、と午前中に 押し入れにしまっていた持ち出し袋一式(コンロや水、毛布、その他車中泊できる装備)を部屋に出して中身をチェックし、
ダンナさんも休みでいたので、カップ麺、飲み物等を非常食にと、昼頃 買い物に出ました。
【持ち出し袋は取りやすい場所に!中身も日頃からチェックが大事だと思いました!】
激しい雨が降り止まないまま夜になり、21時頃「これはヤバいかも」と大雨の中 ずぶ濡れで 用意していた用品一式を車に積みました。
この時は、使わなくて済んだら下ろせばいいし、位の考えでいました。
エリアメールが鳴りまくりながらもしばらくは様子を見ていました。
しかし23:38のメールで隣の川が「氾濫危険」との内容を見たため、私達はついに避難する事にしました。(いつもブログに出てくるにのさんぽコースの川です。)
【後に暗くなってからの車での移動は大変に危険だと思いました。避難するなら明るいうちに!】
前もって外出着に着替えるとニノさんが騒ぐので、それまでは普通にパジャマでいて、
すぐ着替えられるよう服だけは事前に揃えて出しておきました。
それにソッコーで着替え、いつも買い物をしている車で3分位のスーパー(1階建て)の店舗の屋上駐車場へ移動しました。
(隣に川はあるのですが 店舗が他よりも高台にあり、この辺では唯一車が高めにあげられる場所でしたので。)
(ちなみに ハザードマップ上の安全な地域に行っていたら、その場所とうちの間の地域は結果的に水没してしまっていて、
しばらく戻れなくなっていたはずなので、その点では好判断でした。)
【ハザードマップ上安全な場所と自宅の間に戻れる道の選択肢がいくつかあるかも重要かと思いました。】
車を走らせるとすぐに ニノさんは、急な出来事にパニックとなり車内で脱糞してしまいました💧💧💧
【夜の車内は暗いし、すぐペットシーツやウンコ袋を用意する事が出来ず悲惨な結果になりました…💧】
駐車場は人気はなかったものの、車が何台も停めてあり 自由に出入り出来る状態でした。
もしかすると台風に際して 従業員や近くに住む方達の車を停める場所として解放されていたのかもしれません。
雨風の酷い中、しばらく車内で待機していました。
午前1時位にトイレに行きたくなり、すぐ向かいにあるコンビニに車でスロープを下りて移動し
トイレをお借りして済ませました。
戻ってさらに2時間後、また私がトイレに行きたいと言い 車でスロープを下りてコンビニ方向(右)に曲がろうとしたところで
暗闇の中、ライトが当たった部分の地面がユラッと動いたように見えて、
私は慌てて「待って〜〜〜〜!!!」と叫んでダンナさんは急ブレーキをかけました。
ライトで照らし よくよく見るとその先から全て水没していたのです。。。
(私達がいたスーパーの右(北)は水没、左(南)は無事、というちょうど土地の傾斜の境目だったのです。)
【もしこれが崖崩れのような状態だったら?このままドブンと車が落ちてしまったら?
水害時、夜 暗い中での車での移動は本当に危険だと思いました。わかりませんでした。。。】
慌てて車を駐車場に戻して、上から見ると 生まれてはじめて見る光景に唖然としました。
(写真見づらくてスミマセン。まだこの段階では膝位の水の高さでしたが ここから一気に水かさは増していきました。。。)
さっきトイレを借りたコンビニでは、水に浸かりながら店員さんが忙しく何か作業をしているのが見えました。
それまで待機していた間は 雨風も酷く、川の流れる音や消防の車が避難を呼び掛けたりするアナウンスがずっと鳴り響いていたりして
かなりガヤガヤした感じだったのですが
この時は、もう雨風も止んでいてアナウンスもなく とにかくシーン…と不気味に静まり返っていたのが今でも忘れられません。
後に町の広報紙で読んだのですが、小さい支流の流れが それまでは大きな河川に向けてザーザーと流れていたらしいのですが
大きな河川自体がもうパンパンになってしまい、お互いの流れが拮抗して
結果的に大きな河川の流れが小さい支流に向かう力が勝ち、支流の流れが止まったというような事が書かれていました。
それで川の音もなく シーンとしていたのかもしれません。
とにかく目の前の光景と静けさに、恐怖で気分が悪くなるような気持ちでした。
しばらくすると、消防の方のボートでの救出作業がはじまりました。
真っ暗な中、建物の2階にいる住民の方々が 自分の居場所を伝えるのにみんな懐中電灯の灯りを振っていました。
たくさんの灯りが揺れていました。
本当に忘れる事の出来ない光景です。。。
朝6時前にスロープを歩いて下りてみると、右の地域はこうなっていました。
見えているのは建物の2階部分です。1階はみんな水没していました。
こちらは店舗から左(南)にある川。もうパンパンで橋のすぐ下まで水があがっています。
↑普段の川底はこれだけ下にあるので、いかに水の量が凄かったかがわかります。
幸い自宅はスロープを下りて左の道。
こちらは少し地形が高かったらしく戻れたので救われました。
ニノさんは避難をはじめてから朝6時位まで、何度か外に出しましたが 一切オシッコをしませんでした。
この後 自宅に車で戻るも途中から水没地帯になり、自宅近くの公民館の駐車場に車を停めて
水の中をジャバジャバ歩き、私達は自宅に戻りました。
これが車中泊一晩目のおはなしです。

にほんブログ村
ポチッと応援頂けるとうれしいです☆
にほんブログ村

被害に遭われている方々のこわい気持ち、不安な気持ち、そういったものを思うと涙が出てきます。
私も19年10月の台風による大雨で、ニノさんを連れての避難を経験しました。
幸い自宅は床下浸水で済みましたが、近くの地域は広範囲に渡って水没。
二軒隣のお宅の列は床上浸水の被害で、
みなさん連日 家財道具の片付けや泥の掃除等に追われ、
また被害の大きかった場所では自衛隊の方々が活動していました。
私も避難して車中泊した夜は、自宅はどうなってしまうのか、家財道具がダメになってしまったらこれからどうすればいいのか、
不安な気持ちから眠れずに涙していました。
被災されたみなさんが 早く通常の生活を送れますように…。
当時 「お留守番が苦手なワンコの飼い主さん」達で集う掲示板に私が書き込んだ話を改めてまとめてみました。
(この掲示板については以前 分離ストレスのくだりの際に書きましたので、まだの方はぜひどうぞ…☆)
長くなるのですが…←いつもだろ〜(;A´▽`A
ワンコ連れの避難について、何か考えるキッカケになればいいなと思い記事にしました。
ちなみに私達の住む市では、ペットの同行避難は「犬・猫・小動物」のみ、居住スペース以外の決められた場所にケージで飼育する、という決まりになっています。
しかし私達夫婦はそもそも、ニノさんの分離ストレスの事があってもなくても、
緊急時にどうしてもという理由もなく 家族が離れ離れになるという選択肢は一切考えていませんでしたので
もしもの時は、はじめから「家族みんなで車中泊」という事で行動しました。
(この点に関しては、それぞれの考えがあると思いますので あくまで我が家の場合の話です。
また私達は転勤で地元を離れてきているので、近くに身を寄せられる親族等はいませんし、
何より家族以外と避難生活を送ると思うと、なかなか心底落ち着いて過ごせないでしょうし…←特に私(;A´▽`A)
最初に避難した日は朝からずっと雨続きで、とりあえず、と午前中に 押し入れにしまっていた持ち出し袋一式(コンロや水、毛布、その他車中泊できる装備)を部屋に出して中身をチェックし、
ダンナさんも休みでいたので、カップ麺、飲み物等を非常食にと、昼頃 買い物に出ました。
【持ち出し袋は取りやすい場所に!中身も日頃からチェックが大事だと思いました!】
激しい雨が降り止まないまま夜になり、21時頃「これはヤバいかも」と大雨の中 ずぶ濡れで 用意していた用品一式を車に積みました。
この時は、使わなくて済んだら下ろせばいいし、位の考えでいました。
エリアメールが鳴りまくりながらもしばらくは様子を見ていました。
しかし23:38のメールで隣の川が「氾濫危険」との内容を見たため、私達はついに避難する事にしました。(いつもブログに出てくるにのさんぽコースの川です。)
【後に暗くなってからの車での移動は大変に危険だと思いました。避難するなら明るいうちに!】
前もって外出着に着替えるとニノさんが騒ぐので、それまでは普通にパジャマでいて、
すぐ着替えられるよう服だけは事前に揃えて出しておきました。
それにソッコーで着替え、いつも買い物をしている車で3分位のスーパー(1階建て)の店舗の屋上駐車場へ移動しました。
(隣に川はあるのですが 店舗が他よりも高台にあり、この辺では唯一車が高めにあげられる場所でしたので。)
(ちなみに ハザードマップ上の安全な地域に行っていたら、その場所とうちの間の地域は結果的に水没してしまっていて、
しばらく戻れなくなっていたはずなので、その点では好判断でした。)
【ハザードマップ上安全な場所と自宅の間に戻れる道の選択肢がいくつかあるかも重要かと思いました。】
車を走らせるとすぐに ニノさんは、急な出来事にパニックとなり車内で脱糞してしまいました💧💧💧
【夜の車内は暗いし、すぐペットシーツやウンコ袋を用意する事が出来ず悲惨な結果になりました…💧】
駐車場は人気はなかったものの、車が何台も停めてあり 自由に出入り出来る状態でした。
もしかすると台風に際して 従業員や近くに住む方達の車を停める場所として解放されていたのかもしれません。
雨風の酷い中、しばらく車内で待機していました。
午前1時位にトイレに行きたくなり、すぐ向かいにあるコンビニに車でスロープを下りて移動し
トイレをお借りして済ませました。
戻ってさらに2時間後、また私がトイレに行きたいと言い 車でスロープを下りてコンビニ方向(右)に曲がろうとしたところで
暗闇の中、ライトが当たった部分の地面がユラッと動いたように見えて、
私は慌てて「待って〜〜〜〜!!!」と叫んでダンナさんは急ブレーキをかけました。
ライトで照らし よくよく見るとその先から全て水没していたのです。。。
(私達がいたスーパーの右(北)は水没、左(南)は無事、というちょうど土地の傾斜の境目だったのです。)
【もしこれが崖崩れのような状態だったら?このままドブンと車が落ちてしまったら?
水害時、夜 暗い中での車での移動は本当に危険だと思いました。わかりませんでした。。。】
慌てて車を駐車場に戻して、上から見ると 生まれてはじめて見る光景に唖然としました。
(写真見づらくてスミマセン。まだこの段階では膝位の水の高さでしたが ここから一気に水かさは増していきました。。。)
さっきトイレを借りたコンビニでは、水に浸かりながら店員さんが忙しく何か作業をしているのが見えました。
それまで待機していた間は 雨風も酷く、川の流れる音や消防の車が避難を呼び掛けたりするアナウンスがずっと鳴り響いていたりして
かなりガヤガヤした感じだったのですが
この時は、もう雨風も止んでいてアナウンスもなく とにかくシーン…と不気味に静まり返っていたのが今でも忘れられません。
後に町の広報紙で読んだのですが、小さい支流の流れが それまでは大きな河川に向けてザーザーと流れていたらしいのですが
大きな河川自体がもうパンパンになってしまい、お互いの流れが拮抗して
結果的に大きな河川の流れが小さい支流に向かう力が勝ち、支流の流れが止まったというような事が書かれていました。
それで川の音もなく シーンとしていたのかもしれません。
とにかく目の前の光景と静けさに、恐怖で気分が悪くなるような気持ちでした。
しばらくすると、消防の方のボートでの救出作業がはじまりました。
真っ暗な中、建物の2階にいる住民の方々が 自分の居場所を伝えるのにみんな懐中電灯の灯りを振っていました。
たくさんの灯りが揺れていました。
本当に忘れる事の出来ない光景です。。。
朝6時前にスロープを歩いて下りてみると、右の地域はこうなっていました。
見えているのは建物の2階部分です。1階はみんな水没していました。
こちらは店舗から左(南)にある川。もうパンパンで橋のすぐ下まで水があがっています。
↑普段の川底はこれだけ下にあるので、いかに水の量が凄かったかがわかります。
幸い自宅はスロープを下りて左の道。
こちらは少し地形が高かったらしく戻れたので救われました。
ニノさんは避難をはじめてから朝6時位まで、何度か外に出しましたが 一切オシッコをしませんでした。
この後 自宅に車で戻るも途中から水没地帯になり、自宅近くの公民館の駐車場に車を停めて
水の中をジャバジャバ歩き、私達は自宅に戻りました。
これが車中泊一晩目のおはなしです。
にほんブログ村
ポチッと応援頂けるとうれしいです☆

mikinino0617 at 00:00│Comments(0)│災害時のニノさんちの事。












