2021年07月11日
2019年10月 台風大雨により避難した話。その2。
続きです。
その後なんとか水が少なく、歩ける場所を探しながら自宅に戻りました。
(ほとんど膝位まで水に浸かっていました。)
自宅の見える場所まで来て、家に水がないのを見た時の嬉しさったら!
ものすごくホッしたのを覚えています。
(土地の傾斜の関係で、うちのあたりは少し高かったようでした。)
朝8時からダンナさんは仕事に行かなくてはならず、ほぼ徹夜のまま出勤。
車には車中泊の装備は全て載せた状態です。
ダンナさんを送り出した私とニノさんは、ごはんを食べたりお風呂に入ったり 少し横になったりしていました。
それから少しして、外で近所の人達がザワつきはじめている事に気付き外に出て話を聞くと、
「こっちにも水が来てるよ!」と言われ、家の裏からどんどん水が流れてきている事に気付きました。
じわじわと増えてくる水量。
たまたま台風の影響で、電車が運休となり 仕事が休みで家にいた地元の姉とLINEでやりとりをしていました。
「水きた、どうしよう」と相談しながら、ニノさんと二人で逃げる用持ち出し袋を再び再点検し直し(車に乗せたのとは別)
家の物を出来るだけ押し入れの上段やタンスの上、ベッドの上等高いところに上げました。(我が家は平屋なので。)
保険やいろいろ大事な書類ファイル一式、ニノさん用品、大好きなぬいぐるみ(笑)等、家が水没する前提で持って行きたい物をカバンに詰め込みました。
(もう戻らない前提でした。持っていけないものは諦めようと思いました。)
外で段ボールに水吸わせるか、とか花のプランターでバリケードに…なんて無駄な抵抗の作業をしてみました。
そのうちに全方向から水が流れてきて、途中で考える事が多すぎて一瞬頭がフリーズしてしまいました。
犬や猫がフリーズする気持ちがよくわかりました。
きっと一度に大量の情報を処理しきれず、自分が壊れないように自分で本能的に思考を止めるんじゃないのかなと思いました。
ダンナさんも仕事でいない→一人でなんとかしなければならないという頭しかなかったのですが、
姉から「○○くん(ダンナさん)に電話したの!?」とLINEがきて、
「あ、そうか」と思って 仕事中のダンナさんに迎えに来られるか 電話をしました。
【離れたところで冷静に意見できる姉とやりとりしていて良かったと思いました。自分だけでは普段考えつく事でも、頭から抜けたりしていましたので…】
幸い「すぐ迎えに行く」と言われ 車で10分程度で来られるはずなので家を出る準備をしました。
(バッグ6個とニノさんを抱っこして。ニノさんは抱っこが一番落ち着く格好なので…。
でもリュックタイプのニノさん入れとか買っておいた方が良かったな…)
もう「岸辺のアルバム」ラストの状況です。(これは1974年に実際に起きた多摩川堤防決壊での水害のお話しが背景にあるそうです。)
大袈裟かもしれませんが、もう戻れないかも…と思ったので、各部屋に別れを告げました。
もし何事かあった時の為に誰か1人でも私がどうしたか知っている人を作っておかなければ、と思い
隣のお家のお母さんにダンナさんに迎えに来てもらって、犬と私で家を出ます、と伝えに行きました。
【ダンナさんに会う前に何かあったら私がいつどうしたか誰もわからないのはこわいと思いましたので。】
すぐダンナさんから電話が来て、「途中まで来たけど水没してて近くまで行けない」と言われて
どっちの方向にいるのかを聞いて、そちらにしばらく歩きました。
どの道も水没していて他の車も立ち往生していました。なんとか膝位の水位の道を選んで歩きました。
遠くにうちの車が見えて、とても光って見えました。
【「マンホールの蓋が開いていて…」なんて聞いた事があったので、道のはじの側溝寄りに歩きました。←側溝に落ちないように、端過ぎず のあたり…)
【水の中はとても歩きにくくて、濁っているので足元は見えないし 転ぶかもしれないし、どこかに掴まったりするのにやはり荷物の数は少ない方がいいと思いました。】
大きいパンパンのバック6個+5.5キロのニノさんを両手いっぱいに抱えて水の中を歩きましたが、
不思議と重いとかは思いませんでした。歩くのに必死で、火事場のクソ力というのは本当にあるのだと思いました。
ようやくダンナさんに拾われて、その日は1日隣町のダンナさんの職場の駐車場にて、
ダンナさんの仕事が終わる19時まで車でニノさんと過ごしました。
トイレに行きたくて、ペットも入れるホームセンターに行きました。
(ニノさんは車でも一人ではいられないので…💦)
ニノさんを片手で担いでトイレをしました(^_^;)
片手だからパンツもキレイに上げられなかったけどまぁいいや、みたいな 笑
時々ニノさんを外に連れ出してお散歩しました。
知らない場所に興奮気味で歩いていたと思います。
ゴハンは車内でドライフードを普段通りに食べてくれました。
(食欲や体調の変化は終始みられなかったと思います。元気に過ごしてくれました。)
途中、ニノさんと何度か行った事のある公園に行こうとしたのですが、
(駐車場で車を停めて寝たり、公園をお散歩出来るな〜と思って。)
公園までの一本道が土砂崩れで通行止めになっていて行けず、また引き返してきました💧
隣町はほとんど被害がなく、みんな普通に過ごしていました。
私だけドロドロ、ボロボロの姿で、とても恥ずかしく感じました…(T_T)
靴の替えを用意し忘れていたので、ホームセンターでサンダルを買いました…。
【自分の運転で車が水没したりしたら…等 こわかったので、自宅近くに戻るという事はしませんでした。】
結局この夜は道路が全て水没していて自宅に戻れず
(この時も暗くて車が入水しそうになったり脱輪しかけたり、やはり暗い時間の車移動は非常に危険だという事がわかりました。)
近くの公民館の駐車場で2回目の車中泊。
コンロでお湯を沸かし、カップラーメンを作って夕食を食べました。(夜は寒かったので、とても美味しかった…涙)
公民館のトイレに入って歯磨きをしたりしました。
他にもたくさんの人が公民館に避難していました。
駐車場の車の中にいる人達もいました。
この夜も、私は 体はとても疲れているはずなのに 不安でよく眠れず
シクシクと泣いてしまいました…。
…ダンナさんは運転席をフラットに倒したシートで快適に爆睡していまして…
「…なんなんこの人…(-_-)」と思った事を今でも忘れません…笑(まぁ、徹夜でそのまま仕事に行きましたからね…)
ニノさんは後部座席で丸まっていました。(完全に寝ていたという感じはなかったです。)
またまた続きます…

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その後なんとか水が少なく、歩ける場所を探しながら自宅に戻りました。
(ほとんど膝位まで水に浸かっていました。)
加工しているので見づらくてスミマセン💦
自宅の見える場所まで来て、家に水がないのを見た時の嬉しさったら!
ものすごくホッしたのを覚えています。
(土地の傾斜の関係で、うちのあたりは少し高かったようでした。)
朝8時からダンナさんは仕事に行かなくてはならず、ほぼ徹夜のまま出勤。
車には車中泊の装備は全て載せた状態です。
ダンナさんを送り出した私とニノさんは、ごはんを食べたりお風呂に入ったり 少し横になったりしていました。
それから少しして、外で近所の人達がザワつきはじめている事に気付き外に出て話を聞くと、
「こっちにも水が来てるよ!」と言われ、家の裏からどんどん水が流れてきている事に気付きました。
11時前頃の事です。ニノさんも不安そうな顔ですね💧
家の裏(写真左方向が川です。)の方から どんどんと水が流れ込んできました。
じわじわと増えてくる水量。
たまたま台風の影響で、電車が運休となり 仕事が休みで家にいた地元の姉とLINEでやりとりをしていました。
「水きた、どうしよう」と相談しながら、ニノさんと二人で逃げる用持ち出し袋を再び再点検し直し(車に乗せたのとは別)
家の物を出来るだけ押し入れの上段やタンスの上、ベッドの上等高いところに上げました。(我が家は平屋なので。)
保険やいろいろ大事な書類ファイル一式、ニノさん用品、大好きなぬいぐるみ(笑)等、家が水没する前提で持って行きたい物をカバンに詰め込みました。
(もう戻らない前提でした。持っていけないものは諦めようと思いました。)
外で段ボールに水吸わせるか、とか花のプランターでバリケードに…なんて無駄な抵抗の作業をしてみました。
そのうちに全方向から水が流れてきて、途中で考える事が多すぎて一瞬頭がフリーズしてしまいました。
犬や猫がフリーズする気持ちがよくわかりました。
きっと一度に大量の情報を処理しきれず、自分が壊れないように自分で本能的に思考を止めるんじゃないのかなと思いました。
ダンナさんも仕事でいない→一人でなんとかしなければならないという頭しかなかったのですが、
姉から「○○くん(ダンナさん)に電話したの!?」とLINEがきて、
「あ、そうか」と思って 仕事中のダンナさんに迎えに来られるか 電話をしました。
【離れたところで冷静に意見できる姉とやりとりしていて良かったと思いました。自分だけでは普段考えつく事でも、頭から抜けたりしていましたので…】
幸い「すぐ迎えに行く」と言われ 車で10分程度で来られるはずなので家を出る準備をしました。
(バッグ6個とニノさんを抱っこして。ニノさんは抱っこが一番落ち着く格好なので…。
でもリュックタイプのニノさん入れとか買っておいた方が良かったな…)
もう「岸辺のアルバム」ラストの状況です。(これは1974年に実際に起きた多摩川堤防決壊での水害のお話しが背景にあるそうです。)
大袈裟かもしれませんが、もう戻れないかも…と思ったので、各部屋に別れを告げました。
もし何事かあった時の為に誰か1人でも私がどうしたか知っている人を作っておかなければ、と思い
隣のお家のお母さんにダンナさんに迎えに来てもらって、犬と私で家を出ます、と伝えに行きました。
【ダンナさんに会う前に何かあったら私がいつどうしたか誰もわからないのはこわいと思いましたので。】
すぐダンナさんから電話が来て、「途中まで来たけど水没してて近くまで行けない」と言われて
どっちの方向にいるのかを聞いて、そちらにしばらく歩きました。
どの道も水没していて他の車も立ち往生していました。なんとか膝位の水位の道を選んで歩きました。
遠くにうちの車が見えて、とても光って見えました。
【「マンホールの蓋が開いていて…」なんて聞いた事があったので、道のはじの側溝寄りに歩きました。←側溝に落ちないように、端過ぎず のあたり…)
【水の中はとても歩きにくくて、濁っているので足元は見えないし 転ぶかもしれないし、どこかに掴まったりするのにやはり荷物の数は少ない方がいいと思いました。】
大きいパンパンのバック6個+5.5キロのニノさんを両手いっぱいに抱えて水の中を歩きましたが、
不思議と重いとかは思いませんでした。歩くのに必死で、火事場のクソ力というのは本当にあるのだと思いました。
にのさんぽおなじみの川が溢れました。
普段は↑こんな浅い川なので、
とんでもない量の水が流れていたという事がわかります。
とんでもない量の水が流れていたという事がわかります。
ようやくダンナさんに拾われて、その日は1日隣町のダンナさんの職場の駐車場にて、
ダンナさんの仕事が終わる19時まで車でニノさんと過ごしました。
トイレに行きたくて、ペットも入れるホームセンターに行きました。
(ニノさんは車でも一人ではいられないので…💦)
ニノさんを片手で担いでトイレをしました(^_^;)
片手だからパンツもキレイに上げられなかったけどまぁいいや、みたいな 笑
時々ニノさんを外に連れ出してお散歩しました。
知らない場所に興奮気味で歩いていたと思います。
ゴハンは車内でドライフードを普段通りに食べてくれました。
(食欲や体調の変化は終始みられなかったと思います。元気に過ごしてくれました。)
途中、ニノさんと何度か行った事のある公園に行こうとしたのですが、
(駐車場で車を停めて寝たり、公園をお散歩出来るな〜と思って。)
公園までの一本道が土砂崩れで通行止めになっていて行けず、また引き返してきました💧
隣町はほとんど被害がなく、みんな普通に過ごしていました。
私だけドロドロ、ボロボロの姿で、とても恥ずかしく感じました…(T_T)
靴の替えを用意し忘れていたので、ホームセンターでサンダルを買いました…。
【自分の運転で車が水没したりしたら…等 こわかったので、自宅近くに戻るという事はしませんでした。】
結局この夜は道路が全て水没していて自宅に戻れず
(この時も暗くて車が入水しそうになったり脱輪しかけたり、やはり暗い時間の車移動は非常に危険だという事がわかりました。)
近くの公民館の駐車場で2回目の車中泊。
コンロでお湯を沸かし、カップラーメンを作って夕食を食べました。(夜は寒かったので、とても美味しかった…涙)
公民館のトイレに入って歯磨きをしたりしました。
他にもたくさんの人が公民館に避難していました。
駐車場の車の中にいる人達もいました。
この夜も、私は 体はとても疲れているはずなのに 不安でよく眠れず
シクシクと泣いてしまいました…。
…ダンナさんは運転席をフラットに倒したシートで快適に爆睡していまして…
「…なんなんこの人…(-_-)」と思った事を今でも忘れません…笑(まぁ、徹夜でそのまま仕事に行きましたからね…)
ニノさんは後部座席で丸まっていました。(完全に寝ていたという感じはなかったです。)
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mikinino0617 at 00:00│Comments(0)│災害時のニノさんちの事。













